20170403の個展前に考えた文

   


絵を描きながら大阪の高校で目を回す心霊スポットで育った人見知り。
1984年生まれ。『オオノ介(おおのすけ)』は、あだ名のノスケから。

アクリル絵の具を撒き散らしてできたシミや、偶然できた不思議な形に触発されて出てきた記憶や思い出が組み合わさって、だんだんまとまり絵になっていく感じです。

モチーフは、私や誰かの大好きな過去の作品や歴史、それに、今後うまれてくる素晴らしいものが、いつか地球がなくなったとしても、ずっと続いていって欲しいし、それは人間にならできるはずだ。という思い込み。

小さい頃は、家に帰ったら近所にあった造園場や資材置き場、大型量販店やその広い駐車場で毎日のように遊んでいました。屋根に穴のあいた薄暗い資材置き場の湿った匂いや、差し込む光の下で食べた駄菓子。ナメクジを集めて罪悪感に苛まれたり、ボールが車に当たってヒヤヒヤしたり。今でもよく思い出します。

しかし小4のある日、突然、ここは遊んじゃいけない場所だったんだな、と気づいてしまった。それからは、霊能家族への相談者がない日は家でひたすらゲーム。遊び場がない事に憤ったりもしたけど、人の家に入り浸るのも楽しかったし、高校生になると誘われて始めたダンスでくるくる回って、誘われて始めたゲームで昼夜逆転したりもしていました。

でも、どっちも終わりのある事で、というか終わりのある事だらけで、一生できることは何だろう、と考え思い至ったのは、生活だった。で次に、一生より長いものは何だろう、と辺りを見回したら、昔から祖母が好きだった、芸術ってのが面白そうだった。

そんな自分が社会に出て、最近は子どもが産まれ祖父とも一緒に生活している日々の出来事が絵にあらわれる。その多くは自画像になっている気がします。

2017 , 03/26 ohnosuke


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